ブルゴーニュなのにトロピカル?・・カーヴ ド リュニー | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

カーヴ ド リュニー  ブルゴーニュ  ピノノワール  2020

購入日    不詳(2022年頃)
開栓日    2023年9月

購入先    知人からのお歳暮で頂いた
インポーター 徳岡
購入価格   赤白2本で5000円の歳暮用商品

 

前回のピノ・ノワールとセットになったお歳暮商品である。

この生産者については、モトックスのHPに詳しい。

知らなかったが、相当大規模な生産者のようである。

 

・設立は1926年。その後、生産者としてのポリシーを同じくしたリュニーとサン・ジョングー・ド・シセの2つが1966年に統合

・約1400ヘクタールという膨大な畑を擁し、フランスAOCワイン生産者で10指に数えられる規模。
・年間約1300万本に相当するワインを生産しており、ブルゴーニュ最大級の規模。
 (うち自社のラベルで瓶詰めされるのは約600万本。他は桶売りなど)
・ブルゴーニュの白ワイン総生産量の約10%を占める最大級の生産者
・マコネ地区のワイン総生産量の約30%を占める最大級の生産者

 

ブルゴーニュの南の方のワインだけあって、果実味豊かなのは当然として、

まるでカリフォルニアのシャルドネのようにトロピカルで、パイナップルの香りがする。

若飲みでどんどん飲むタイプで、じっくりグラスを傾けて香りの移ろいを楽しむワインではない。

ふくよかだが、さすがに3日目になると渋みが出てくるのも予定通り。

 

ピノ・ノワールはウメムラワインセラーで1980円で売っている。

同じラベルのシャルドネはネットショップでは見当たらないが、

ラベル違いのカーヴ・ド・リュニー シャルドネは、2000円以下で売っているようだ。

 

個人的には北の方のシャブリのように線が細くて酸味がシャープなシャルドネが好みだが、

南のピノ・ノワールは頂けないが、シャルドネには抵抗がない。

あっけらかんと飲むには適したワインだろう。