華麗なるパーティでのワイン | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

シャンパーニュ アレクサンドル プネ プルミエ・クル 

ドメーヌ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ 1er. クラヴァイヨン 2016

ドメーヌ・ミュニュレ・ジブール ヴォーヌ・ロマネ 2010

ピルクロウ カベルネ・ソーヴィニオン 2014

 

10年くらい前から3組の夫婦合計6人で、毎年桜の時期に友人宅または自宅でホームパーティを

開催している。

メンバーは、大学の同期生で阪大名誉教授夫妻、彼の弟子の元教授夫妻

(奥さんは地元有名開業医)とわれわれ夫婦である。

 

ちなみにこのホームパーティがきっかけで、小堀住研が建てたご夫妻のお宅が気に入って、

同じ設計士に現在わたしが住む家の建築を依頼することになった。

 

上記は2024年4月21日、友人宅での今年のホームパーティで開けたワイン。

シャンパーニュとブルゴーニュ2本はわたしが持参したもので、

4本目のピルクロウは名誉教授が自宅のストックから持参されたもの。

 

1本目のシャンパーニュのプネは、最近幸田ワインハウスから購入したもので、

ピノ・ノワール50%、シャルドネ25%、ピノ・ムニエ25%らしい。
色もやや赤みを帯び、ムニエらしい香りがする。
 
2本目のルフレーヴは、ピュリニーの1級畑としてはやや凡庸なクラヴァイヨンだが、
丁度飲み頃になっていて、食中酒としても最適だと思った。
いくらで買ったか調べる気にもならないが、今となってはおそらく5万円以上で、
買いたくても手が出ない価格になってしまっている。
 
3本目のミュニュレ・ジブールのヴォーヌ・ロマネも、かつては自宅で気軽に開けていたワイン。
これまた丁度飲み頃で、料理に合わせるのに適したワインである。
これまたいくらで買ったか調べる気にもならないが、今となってはおそらく5万円程度で、
買いたくても手が出ない価格になってしまっている。

 

4本目のピルクロウは、ナパ・バレーの新しい造り手で、ピルクロウはこの2014が

ファースト・ヴィンテージだそうだ。

今後10年以上長期熟成しそうなカベルネ・ソーヴィニオンで、力強いが上品であり、

肉料理に相応しい。

 

ワインだけ並べてみたらなかなか気の利いたラインナップではないか。

料理やワインも大切だが、例年四方山話に花が咲いて、あっという間に日が暮れてしまう。

 

ワインが主役になるワイン会には最近参加する気にもならなくなっている。

美味しい料理と気の置けない友人たちとの時間がとても楽しい。