蕎麦屋名店 三軒探訪の巻 | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

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ウェルカム上野もとしろ 京都府船井郡京丹波町 2023年3月21日訪問

 

グルメの巨匠Georgesさんから情報を得て、この1ヶ月でそば屋を探訪してみた。

まず1軒目は、京丹波町のウェルカム上野もとしろである。

周りには何もない1軒屋で、クルマで行く以外に交通手段はまずない。

昔に上野城というのがあったので「もとしろ」という店名になっているらしい。

店の東側には蕎麦畑があり、自家栽培の十割そばを提供される。

 

11時開店の20分前に着いたが、すでに数組の予約が入っている。

11時になると続々とクルマがやって来て、食べ終わる頃には待ち客が数組あった。

 

蕎麦の魅力を語るだけの経験がないのだが、気品があって清潔感に溢れる一皿であった。

何より季節の天ぷらが絶品である。

この店には季節ごとに訪れて、新鮮な山菜の天ぷらを楽しむのが良いと思った。

 

お食事処きたむら 京都府南丹市美山町 2023年4月9日訪問

 

こちらの店も京都の山深いところにあると思いきや、交通量の多い府道に面しており、

広い駐車場にはクルマが満車であるだけでなく、100台以上のバイクが駐まっている。

府道の向かいは広い蕎麦畑で、その向こうは美山茅葺きの里・北村という観光地である。

道理でクルマが多いはずだ。

観光バスも来ており、外国人観光客もかなり見かけた。

 

1330くらいに着いたらバイクのライダー客が一杯で、20分以上の待ち時間があった。

ここも自家栽培の十割そばが売りだが、皿そば以外は売り切れていた。

こちらの蕎麦もしっとりとしており、歯触りもほどよく美味しく頂けた。

 

この日のもう1つの目的は、昨年秋に訪れた常照皇寺の天然記念物の枝垂れ桜を見ることであったが、

完全に葉桜になっていた。10日くらい遅かったようだ。

ただしもう1本の桜はまだまだ咲き誇っていたので良しとしよう。

 

手打ち蕎麦処 あき津 大阪府吹田市高野台 2023年4月29日訪問

 

3軒目は本日訪問した地元のそば屋さんである。

千里の閑静な住宅地にある店で、普通の住宅にしか見えないので、気付かずに通り過ぎてしまう。

しかも金土日の3日しか営業していない。

 

梅の膳というメニューを予約して、先日の京都甘味ツアーに行った友人と訪問した。

1品1品が上品で、昼間から飲むビールと冷酒が心地よい。

蕎麦は十割ではないそうで、先の2軒より腰があって少し水気が少ない印象だが、

その分歯ごたえが感じられる。

 

蕎麦つゆが美味しく、蕎麦湯がゆっくりと楽しめた。

実に贅沢な時間であった。